「Q&Aなう」というリアルタイムで質問/疑問を解決するWebサービスを運営している@paji_a こと安宅基です。
Webサービスの運営者にとって、「いかにお金をかけずに自然発生的にバイラルを起こして利用者を獲得できるか」はいつも頭から離れない永遠の課題です。そこで今回は、成功しているWebサービスが、広告以外で、どんな要因があったから、利用者が増えていったかということを分類してみました。ちなみに、「これ以外にもこんな要因があるよ!」というのがあれば、該当のWebサービスと要因をTwitterやコメント欄に書いていただけると嬉しいです。
各Webサービスは1つの要因だけでなく、複数の要因が組み合わさって、より強いバイラルを生み出しています。要因が組み合わさればされるほど効果的です。この条件の上で、ドカーンとお金を使って広告を打つことで、成功しているサービスも多いです。
では一気に行きましょう。
1.ユーザー自身がプロモーションしたくなる
- pixiv、cookpad、Decolog→人に伝えたくなる感動。圧倒的なコンテンツ力
- Youtube、Pixiv→自分の作品を見てほしい
- ブログ→記事書いたから見て
- 診断メーカー→作ったから遊んでみて
2.SEOにつよい
3.稼げる・儲かる、リアルで得する
- Lancers→仕事の案件で利用者が稼げる
- グルーポン→お店で半額以下
- 価格.com、@コスメ→一番安い/ベストな商品が見つかる
- Veoh、Anitube、Fc2動画→本来、有料のものがタダ、公開前の映画が見られる(いわゆる違法動画)
4.出会い、エロ要素
5.ゲームの世界観
- モバゲー、コロプラ→ゲーム内で必要アイテムを得るのに友達招待が必要
6.ムーブメント、タイミング、事件性
7.インターネットの入り口
8.連絡手段のインフラ
9.techcrunch、アルファブロガーの支持、コンテンストで賞を取る
11.巻き込み要素
- salesforce、Googleグループ→1人使うと、大人数が参加する
- ATND→イベント主催者がイベント参加者を招待して、イベント参加者が次のイベント主催者になる
番外.使いやすさ、シンプルさ、デザイン性
上記だけの要因で利用者が増えていくことはないと思いますが、増えていくペースを加速します。
パパパパ開発合宿のお誘い
このエントリーを読んでもし自分もWebサービスを作りたい!とやる気が出てきたデザイナーやプログラマー、その他これからWebサービスをつくろうと思っている方、3度の飯よりWebサービスが大好きな”僕ら”と、を開発合宿しませんか?(学生歓迎)次の日曜日で第10回を迎えます。 毎週、日曜日(10時〜24時)に都内でWebサービスの開発合宿を行っています。もし、興味がある方がいましたら、@paji_a か hajimeataka[at]gmail.com までお気軽にお問い合わせください。