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Webサービスを作る人にオススメ!仕事が捗るツール&小技10選

僕はこれまで何度かWebサービスを行うスタートアップでSNSやメディアの立ち上げに携わってきました。個人的にもWebサービスを企画してサイトをいくつか運営してきました。今回の記事は、そうした経験の中で、「仕事が捗るわぁ」「便利だなぁ」と思ったものを中心に取り上げてみます。野球選手が自分のグローブを大切に管理するのと同じように、僕らのようにパソコンを使って仕事にする人にとって、普段使うパソコン、あるいは中にいれるソフトやツールを大事にすることで、より良い仕事ができるようになると思います。というわけで、僕が普段良く使うツールと小技を中心に10個リストアップしてみました。

 

なお、この記事はMac Lion 10.7.5とChrome(12/25時点最新バージョン 23.0.1271.101)を前提に書いています。

 

 

 

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1. パソコン越しに遠隔操作

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遠くはなれている環境で、相手のパソコンを操作して問題を解決したいケースってままあるのですが、そんなときに活躍するのが「TeamViewer」です。なにか困ったことがなくても、一度使ってみて欲しいです。あまりに普通に動作するので誰もが驚くと思います。これが無料で使えるなんてすごい時代ですよね。

 

 

2. スマートフォルダで重いファイルを探す

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スマートフォルダの使い方は色々ありますが、Macのハードディスクがいっぱいの人はこの機能を使うと、重いファイルをかんたんに探し出せます。

詳しくは「MacBook Air のディスクが足りなくなってきている時の対処方法」などをご覧ください。

 

 

3. サイトから画像を一括で取得する

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業務上、FTPは使えないので、画像一覧ページからご自身でダウンロードしてください、なんていうケースがけっこうあったりします。そんなときに使えるツールが「SiteSucker」という画像一括取得ツール。設定が少しむずかしいので、「Macではてなから画像一括ダウンロード」などを参考にしてみてください。同じドメインのリンクを辿って、下の階層までどんどん掘っていってくれるので、サイト丸ごとファイルを取得なんてこともできちゃいます。

 

 

4. MacでWindowsを使えるようにする

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MacでどうしてもWindowsが使えるようにしたい!というケースは少なからずあります。僕の場合は、法人用の銀行口座のネット窓口が、Windowsにしか対応しておらず、どうしたものかと悩みましたが、ローカルに仮想環境を作る「VirtualBox」で無事解決しました。「【Win8】Windows 8 開発向け版(英語バージョン)をVirtualbox 4.1.2(Host: Vista)で動かしてみました。」 などを参考にしてみてください。タイミングが良いと、Windowsの最新開発版を無償でインストールできたりします。

 

 

5. Zip圧縮ファイルにパスワードをかける

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機密情報が入っているので、Zip圧縮しつつファイルにパスワードをかけてメールなどで送るケースがあります。ただ、Macの場合は、Windowsでファイルの解凍ができない場合があったりするので、少し気を付けなければなりません。僕が普段使っているアプリは「CleanArchaiver」です。

 

 

6. Webサイトをキャプチャする

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Macでは「command +shift + 3」で全画面をキャプチャでき、「command +shift + 4」でキャプチャできる範囲を指定できます。ただ、これだといま画面で見ている範囲しかキャプチャができません。Webサイトの場合は、縦スクロールした範囲までキャプチャしたい場合もあると思います。そんなときは、「Awsome Screenshot」がおすすめです。一部どうしてもキャプチャできないページもあったりしますが、基本的に普通の構造のページであれば問題なくキャプチャできます。

 

 

7. Chromeのシークレットモードで楽々アカウント切り替え

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Webサービスやスマートフォンアプリを開発している時などで、GoogleやFacebookやTwitterなど、自分のアカウントと開発用やテスト用のアカウントを切り替えて利用する場合があります。ただ、アカウントをログイン/ログアウトするのって意外と時間が掛かっているものです。こうしたアカウントの切り替え作業をスムーズにする方法のひとつが、Chromeの「command + shift + N」で開くシークレットモードです。シークレットモードにすれば、別アカウントでログインしても、いまのアカウントがログアウトせずに残るので、超便利です。

 

 

8. URL短縮を短縮して小さな事故をなくす

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メールで送るURLが長すぎると、メーラーによっては折り返しでリンクが途切れてしまったりして、「サイトが開けませんでした」というやり取りを見かけることがあります。そんなときだけではないですが、長いURLは短縮しておいてあげると親切だと思います。メール上でもシンプルになりますし、途切れてアクセスできないといった、ちょっとしたミスを防げます。おすすめは独自ドメインを設定できる「bitly」。また、Chromeのエクステンションに設定しておくととても便利です。

ただ、どの端末で何時にアクセスしたかどうかが分かるアクセス解析機能がついているので、人によっては嫌がる可能性もあるかもしれませんので、その点だけはご注意を。

 

 

9. ワンボタンでメンバーに写真共有

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イベントに参加したり、メンバーで打ち上げをしたりしたときに、デジカメで撮影した写真をメンバー間で共有したい場合があります。こういったシーンで役立つのが、「Picasa」とGoogle+アカウント。両方ともGoogleのサービスということで、ボタン一発で共有ができるようになっています。しかも、Google+のサークル機能(メンバーのグループ)やGoogleグループ(メーリングリスト)とも連動しているので、公開したいグループを一発で選べちゃうのもとても便利です。

 

 

10. Gmail「size:10M」コマンドでファイルサイズの大きいメールを探す

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Gmailを活用している方はぜひ覚えておいて損はないコマンドです。10Gを誇るGmailでも添付ファイルで画像付きの資料や動画をやり取りしていると、容量が足りなくなることがあります。そんなときに検索ボックスに「size:10M」といれて検索してみてください。容量が10M以上のメールだけがピックアップされます。もちろん、10Mの数字を任意に変えることでファイルサイズの指定を変えることができます。年の瀬ですし、年末の大掃除はいかがでしょうか?

 

 

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パソコンはその中にいれるソフトやツールによって使い勝手が大きく変わるもので、しかも日々進化しています。そうした情報をキャッチアップして、日々の業務を素早く正確に行えるようにしていきたいものです。

僕がいま携わっている「Tokyo Otaku Mode(詳しくは日経の記事をご覧ください)」は、日本のアニメ/漫画/ゲームなどのオタク文化を世界に発信するメディアです。先日、Facebookページのファン数が900万人を超えましたが、どんなに大きなプロジェクトやプロダクトでも、こうしたひとつひつの積み重ねが大事なのだと実感しています。

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