このエントリーはスタートアップに入りたての新人Y君に捧げます。
僕はこれまで何度かWebサービスを行うスタートアップでSNSやメディアの立ち上げに携わってきました。個人的にもWebサービスを企画してサイトをいくつか運営してきました。今回は、これらの体験を元に、僕が仕事上で心がけていることをまとめてみました。
最初に、僕が過去に体験した話を紹介します。最初は「なんのために?」と疑問に思いましたが、その意味を知ったとき、「なるほど、仕事とはこういうことか」と気付かされました。それはExcelのSheetのことです。普段からExcelを使っている人はよくご存知かと思いますが、Excelで新規ファイルを作ると、自動的にSheetが3枚できあがります。Excelで何かのレポートを提出するときに、Sheetを1枚しか使わなかった場合、僕の上司は残りの2枚のSheetを削除して送るようにしていたのです。
なぜ、わざわざSheetを1枚にして提出すると思いますか?答えはこのエントリー内で説明したいと思います。
1. 期待を上回るために何ができるかを考える
仕事は学生時代のテストとは違って、誰かから点数の形で採点されることはあまりないですが、常に誰かから”評価”されていることは意識してもいいと思います。Webサービスであればユーザーからの「期待」、社外のクライアントからの「期待」、社内ではメンバーからの「期待」など、それぞれの”期待値”が評価の基準になります。ただ、期待に応えるだけだと最高でも100点ですが、テストと違うのは、期待を上回ると100点が120点にも200点にもなることがあります。またその結果、満足度や信頼度が上がり、継続した信頼関係が築けるようになります。
慣れないうちは、まずは期待されていることにきっちり応え、100点をとることが大事です。しかし、それだけだと「言われたことをそのままやる」だけの普通の人になってしまいます。余裕が出てきたら、期待されていること以上の結果を出すように、自ら考え、行動していくとよいでしょう。
例えば、サイトのデザインを2週間で5案提出するといったケースを考えてみましょう。クオリティを落とさず10案出したり、2週間で頼まれていたのに1週間で仕上げるというのも、期待を超える結果の出し方のひとつです。ただし、目的やゴールを正しく理解せずに、間違った方向で100点超えを目指そうとするのは「言われたことをそのままやる」よりもひどいことです。このケースで、仮にクオリティを落として、1週間前倒して仕上げても、目的に沿っていなければ、マイナスの評価に繋がります。
期待値を上回るためには、そうした仕事の目的をちゃんと見極められるかどうか、そして、目的に沿う形で実行できるかどうかで決まります。どんな成果を期待されているのか、目的は何なのかをよく考えると、本質が見えてきます。上のデザインの話で言えば、その目的は、素晴らしい出来のデザインを仕上げることであって、数多くのデザイン案を出すことが目的ではないのです。単に方向性が定まっていないから案をたくさん出したのであれば、方向性を決める打ち合わせをしてから取り掛かれば、もしかしたら1案でもよかったかもしれません。見聞きしたことの表面だけを見ていると分からないことが、仕事上では多くあります。
期待を超えると言うと、少し構えてしまいますが、普段のちょっとした作業にプラスαの意識を持つことだけでも、積み重ねると大きな成果に繋がります。例えば、毎日のちょっとしたメールコミュニケーションにも、一工夫を加えられると、よい働きができてきます。特にスタートアップの場合は、メールコミュニケーションが多いので、業務連絡を無機質な文面のメールで行うと、暗澹とした雰囲気になりがちです。ちょっとした連絡メールの中に、空気を和ませたり、クスっと笑わせるような一言が入っていると、チーム全体が明るくなったり、コミュニケーションが円滑になったりして、プラスαの働きができるのです。”普段の作業にもう一工夫”、これを常に意識して仕事に取り組むと、単なる作業で終わらず、よりよい仕事が行えるようになります。
2. タスクベースで仕事を進める
あらゆる仕事は、ひとつひとつの”タスク”の積み重ねである、ということを概念として理解することはとても大事だと思います。この概念を持たず、漠然としたイメージのまま仕事に取り組むと、仕事の中でなにを優先するべきか、仕事を進めていく上で気をつけるべきポイントは何なのか、なにをもって仕事が完了になるのか、といったことが曖昧になったまま進んでしまうので、自分がやるべきことが分からなくなり迷子になってしまいます。
例えば、Webサイトの制作プロジェクトで言えば、
- 企画
- ワイヤーフレーム作成
- デザイン
- コーディング
- サーバー設定
- 開発
- デザイン組み込み
- テスト
- 本番リリース
のような大きなタスクがいくつもあります。さらに、大きなタスクにぶら下がる形で、細かなタスクが構成されています。「3. デザイン」で言えば、
- デザインコンセプトの決定
- デザインテイストの決定
- 共通ヘッダー、フッターの確定
- トップページのデザイン
- 下層ページのデザイン
などが細かなタスクになるでしょう。そしてタスクひとつずつに、
- いつまでに
- 誰が作業するのか
- 誰に報告するのか
- どんなアウトプットをするのか
- 分からないことがあったら誰に聞けばいいのか
など確認するポイントがたくさんあります。これらに忠実に、正確かつスピーディにタスクをこなして、仕事を進めていくのです。
ここで挙げたのはひとつの例ですが、このように仕事の全体像から、タスクを分解し理解しておくと、いま自分がやるべきタスクがなんなのか、具体的にどんな仕事をすればいいかが明確になってきます。このように、タスクをひとつ完了すると仕事が一歩進むことを概念として理解することが大事です。
3. 誰がボールを持っているか理解&共有する
タスクベースで仕事が進むという概念を理解したら、今度は、いまそのタスクを担当している(=ボールを持っている)のは誰か、という考え方をもつと、さらに一歩先に進んで物事を考えられるようになります。
サッカーでドリブルやパスをしたりして、ボールをゴールまで運んでいくイメージを持つと分かりやすいと思います。タスクの完了は、サッカーと同じようにボールをゴールに入れることです。会社の場合は、上司からタスクを与えられたときが、キックオフです。最初のボールはあなたが持っています。自分がボールを持っているのに放置していまうと、仕事が前に進んでいきません。自分がボールを持っているのに、自分でそれに気づかずに(周りも気づかずに)、締め切りの直前になって気づいたときには大変な事態になっていた、というようなケースは、ありがちです。
- ボールが自分に振られていることを認識する
- 担当が曖昧だったら確認する
- タスクを受け取ったら、忘れないように必ずタスク管理表(ToDoリストや付箋でも可)に記録する
- 期限までにタスクを完了する
など、タスク管理は仕事を進める上でもっとも基本的なスキルになります。感覚的に身についている人も多いですが、苦手な人は、タスクごとに上で挙げたチェックポイントを強く意識するとよいと思います。頼んだら確実にタスクを進めてくれる「信頼できる人」か、頼んでもタスクを進めてくれるか怪しい「不安な人」になるかは、このタスク管理の能力で決まってきます。
ボールを持っているのが自分だとしたら、次に何をすると仕事が前に進むかを考えて、自分の手元に持っているボールをドリブル(自分で作業)して前に進めていったり、時には上司やチームメイトにパス(連絡や相談)をして、ボールをゴールまで進めていきます。ミスなく素早くドリブルし、パスが必要な場面では、適切な相手にタイミングよくパスが出せると理想的です。
Webサービスの開発現場だと、進捗管理ツールなどでメンバーに共有して、担当を明確にするのが一般的でしょう。だれがどんなボールを持っているか可視化されるため、フォーメーション(全体のタスク)を俯瞰して見られるようになります。そのため、自分がどんなタスクのボールを持っているかを把握ができ、自分のボールを他の人にパスしたり、逆にメンバーからもスムーズにパスを受けることができます。僕らは開発以外のタスク(営業やバックオフィスなど)もRedmineなどで一元管理して共有してあり、誰がどんなことを行っているかを可視化して、置き去りにされたボールがないようにしています。スタートアップくらいの人数であれば効率的に機能します。
スタートアップでは、やればやるほどタスクが増えていくような無限地獄に陥るような感覚がありますが、自分で受けたボールを止めないように、スピード感を持ってひたすらゴールに向かってドリブルやパスをし続けるようなイメージを持って仕事に当たっていくと、ただ漠然とタスクをこなすよりも効率が上がります。
また、タスクが整理されてくると、たくさんあるタスクの中で、どれを優先して進めるべきかという問題にぶつかります。これも直感的にうまくこなしてしまう人も多いのですが、苦手な人はとことん苦手です。楽しいことが割り込んでくると、今進めなければならないことをついつい放置して、そちらの作業に取り掛かってしまったりする人、多いですよね。
しかし、一番まずいのは、何も考えず受け取ったものから順番に作業したり、何から手をつけていいかわからないので、とりあえず進めてみた、というような状態です。これは、タスクをこなすために必要な情報が揃っていなかったり、その情報を知るためのコミュニケーションが不足していることが原因です。
タスクの優先度を決めるのは、「重要度」と「緊急度」。その両方が高いものから進めていくのがセオリーです。タスクを受け取ったときに、まず「重要度」と「緊急度」を見極めておくとよいでしょう。ただ、タスクについての情報が足りていないと、この判断を見誤ります。タスクをパスされたときに、どれくらい重要度が高いのか、締め切りはいつまでなのかなど、不明瞭なことは明確にして、適切なタイミングで作業できるようにスケジュールに組み込めるとベストです。
4. 自分の力だけで解決しようとしない
スタートアップだから余計に感じるのかもしれませんが、自分の力というのは本当にちっぽけで、いかに多くの人たちの協力や助けを得ながら、会社を運営しているかということによく気付かされます。特に、専門知識を持つ弁護士や税理士は、会社を運営している人であれば、全員がありがたみを感じる存在だと思います。
スタートアップをやっていると、自分の力だけではどうしても解決できない場面は日常茶飯事です。自分が勉強して専門性を磨く、といった悠長なことはやっていられないので、他の人の協力を得ながら、即時解決していくことが求められます。日常のタスクについてもまったく同じです。学生時代のテストでは他の人と協力して対応するのはNGですが、社会人はむしろ他の人と協力しながらプロジェクトを進めていくことが推奨されます。社会人になりたての人は、”学生時代の常識”にとらわれて、なかなか自分以外の力を活用して仕事を進められない傾向があると思います。
大きな成果を上げる人は、社内の人間だけでなく、社外の人間や、ライバル会社さえも巻き込んで、信頼のネットワークを作っています。あの分野ならこの人に聞けるといった人脈や、あるいは、仕事上のゆるやかなネットワークというのは本当に貴重です。そうは言っても、頼めるような人が周りにいない、という状況であれば、相互に助け合うようなグループを作ったり、すでにあるグループに混ざれるように動いてはどうでしょうか。信頼を得られるようになるひとつのコツは、見返りを求めないで「ギブアンドギブの精神」で人と接することだと思います。自分が差し出せる力やスキルがあるなら、まず先にそれを他の人に預けて役に立ててもらい、それに対しての見返りは求めないことです。そうした行動を積み重ねることで信頼が生まれ、相互に助け合うような関係を築くことができると思います。
5. アウトプットはシンプルかつ分かりやすく
自分が伝えたいことを、アウトプットして、相手に正確に理解してもらえるスキルは、仕事をスピーディかつ正確に進めるための最高の武器になります。学生と社会人では、このスキルに大きな差を感じます。アウトプットの形は、文章スキル、デザインセンスや技量によって、10人いれば10人から違う形ででてきます。資料を作ったり、メールの文面を考えたりするときに、シンプルでわかりやすいアウトプットができると、コミュニケーション上のロスがなくなり、仕事が捗るようになります。アウトプットを出すときに、「相手がこれを受け取ったらどういう風に感じるだろうか」と、相手の目線に立って物事を考えることが大事です。メールを送るときでも「相手がこれを受け取ったらどういう風に感じるだろうか」、資料を作るときでも「相手がこれを受け取ったらどういう風に感じるだろうか」。
冒頭で書いたExcelのSheetの話も、まさにこの典型的な例です。なぜ、Sheetを1枚にしておくとよいのでしょうか。それはSheetを1枚にしたほうが、この後に作業する人を迷わせず、無駄な時間を使わせないからです。仮にSheetが3枚残っていると、1枚目はデフォルトで表示されるから何か書かれているかすぐに分かりますが、残り2枚のSheetはクリックして確認してみないと、中に何が書かれているかが分かりません。Sheetの2枚目3枚目には中身がないケースがほとんどですが、まれに書いてあったりします。これを逐一確認すると、それだけで手間になります。
非常に細かい話なので共感できない人もいるかもしれませんが、こうした背景にある考え方は理解してもらえると思います。自分が一手間を掛けて、相手を迷わせない、相手に無駄な時間を使わせない、というちょっとした気遣いが、スムーズに仕事を進めることに繋がります。
アウトプットを相手に正確に理解してもらうことはとても難しいことです。少し話が逸れれますが、トイレの水を流す「取っ手」を考えてみても分かります。小洒落たレストランに行くと、たまに普段の見慣れた形ではなく、足元にスイッチがあったり、トイレの脇ではなく、洗面台の近くに流す取っ手がついていて、どこで水を流すのか分からなくて、慌てた経験はないでしょうか? たったひとつ、「取っ手」の場所や形を変えるだけで、これだけ混乱させることができるのだから、他人にアウトプットを理解してもらうことは、とてもとても難しいことなのです。
長文メールもそのひとつです。長文メールは、何を言いたいのか理解するのに時間がかかったり、伝えたい内容のすべてが伝わらない可能性が高いので、仕事上では避けるべきです。そもそも人と人とのコミュニケーションは100%通じ合うことがないということを前提に考えておくことが大事です。自分の伝え方が曖昧で本当に話したいことの70%しか相手に伝わらないとして、相手も集中力が切れていて70%しか受け取らなかったら、伝えたいことの半分も伝わらないことになります。長文メールは、こうした事故率を高めます。どうしても長文になる場合は、メールの冒頭に要点を箇条書きで書いておき、その下で、その内容の補足をするとか、確認表や対応表を別に作ってやりとりするとよいでしょう。これもひとつの気遣いです。
日常のちょっとした場面でも気遣いは大事です。Webサービスの場合、サイトの特定のページの修正を行った後に、みんなに確認してもらうようなケースがあります。「修正が完了しました!」とメールで連絡するときに、URLを付けないで送られてくるケースがあります。修正の確認をみんなにしてもらうなら、メール内で「修正が完了しました。こちらご確認ください! http://▲▲▲▲▲▲.com/●●●●● 」とするのが親切ですね。URLを付けないだけで、チーム全体にURLを探す、という余計な時間をかけさせることになってしまいます。
「メールを送る前に相手の気持ちになって読み返す」ということが社会人経験が浅い人はなかなかできないようです。自分のメールを受け取った相手が、つまづくだろうポイントをあらかじめ予測して、先回りしてケアしておくことが、相手への気遣いの第一歩です。表現を相手のスキルレベルに合わせる、紛らわしい表現をなくすなど、細かいことの積み重ねが、仕事をスムーズに進めるためのコツです。
6. 睡眠時間は減らさない
スタートアップというと、朝から晩まで、徹夜も厭わず仕事漬けなんてイメージを持っている方もいるかもしれません。これは会社の文化や人によると思うのですが、僕は睡眠時間が減ってしまうと集中力がなくなるだけでなく、体調がすぐに悪くなるので、1日の睡眠時間は決まった時間に最低6時間は確保するようにしています。もちろん、サービスのローンチのタイミングで、どうしても締め切りに間に合わせないといけない場合などは例外ですが、そういった例外が起こらないように仕事をコントロールすることが、本当は理想だと思います。数ヶ月先を見据えてコンスタントに仕事を進めていけるような視点で、目の前の仕事に取り組みたいと考えています。レッドブルでドーピングするのも毎回だと効き目も薄れます。
とはいえ、本当に寝ないでも大丈夫な体質、あるいは毎日3時間しか寝なくても常に集中力が全開な超人的な人もスタートアップ界隈に多いのも事実です。周りのペースに惑わされず、自分自身にあった体調管理をすることが大事だと思います。
7. 勇気を持つ
仕事はオトナの社会の真剣勝負なので、緊張感もありますし、失敗したらどうしようという恐れもあります。ましてや新人であれば、周りの社会人が大きく見えて、余計に萎縮してしまうように思います。また、大勢の人の前で話したり、社外の人に連絡をとったりと、不慣れなことをやると、心臓がバクバクして、足が震えたり、頭が真っ白になったりすることもあります。でも、これはわりと多くの人が経験していることだったりします。僕自身も何度もそういう経験をしています。100人近くの集まりで、突然プレゼンを指名されて頭が真っ白になって、司会が見るに見かねて交代させられたことなど、いま思い出すだけでも「うわあ」と顔を覆いたくなる出来事もあります。
スタートアップをやっていると、失敗の連続で、萎縮して、視点を高く持てなくなってくることが多いです。こうなると、すべての行動の足かせになってしまい、なにをやるにも自分の力を最大限発揮することが難しくなってしまいます。新たな成長も見込めなくなってしまうので、日常の些細な場面を含めて「失敗する恐怖」というのは、できるだけ取り払って、行動を起こしていく勇気を持つ必要があります。スタートアップの人間は、どんな困難も突破していく、無鉄砲なくらいがちょうどいいのです。
勇気を持たないと、自分で自分の限界を作り出してしまって、大きな仕事は行えなくなってしまいます。理想の姿は見えているのに、「私には無理だ」と諦めてしまっている人は、実はかなり多いと思います。
この一歩を踏み出す勇気に蓋をする不安は、その本人にとってはとても重いものです。ひとことで勇気を持つといっても、突然、勇気を持てるわけもありません。結局のところ、一歩を踏み出す勇気というのは、自分の”気の持ちよう”だと思います。 例えば、お偉い人へアポイントを取るときに、躊躇してしまうような場合、「これを失敗したらどんな恥をかくのか」なんてことを考える前に行動を起こしてみることです(慇懃無礼にコンタクトしようという意味ではないので、念のため)。心配性の人は、物事をあれやこれやと悪い方に考えて、できない理由をどんどん作ってしまいます。そうした不安は蓋を開けてみるとなんでもないことだったりします。大げさに言えば、こうしたことは、うまくいかなくても当たり前のことですし、仕事で失敗しても死にはしません。もし、仮に死んでしまえば、いま恐れている不安も消えてなくなるので、それはそれでいいんじゃない、なんていう風にポジティブに考えられたら、一歩を踏み出すことができるようになると思います。
募集しています
冒頭で書いた新人Y君は、このブログを通じて知り合った若者で、いま僕が全力で取り組んでいるTokyoOtakuModeの一員として参画してくれているメンバーです。学生時代に起業経験がある彼ですが、まだまだ荒削りなところがあるので、仕事をもっとスムーズに進められるように、僕が考える仕事に対する取り組み方について、彼に伝えているところです。今回のエントリーはそれをまとめたものです。
さて、TokyoOtakuModeは日本のアニメ/漫画/ゲームなどのオタク文化を世界に発信するメディアです。(詳しくは日経の記事をご覧ください)先行き不安で、未来が見えない日本において、いま日本が世界に誇れるものは、こうしたオタク文化だと強く思います。10年、20年後の日本を想像すると、世界に通用する文化を支えるTokyoOtakuModeは僕らの次の世代に意味ある活動になるんじゃないかと思ってたりします。
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